MFTフレームワーク活用によるWebマーケティング企画で他社と差をつける

Webサイト企画

MFTフレームワークとは

製造業のWebマーケティング企画を行う上で役立つ「MFTフレームワーク」というツールをご紹介します。このツールはどちらかというと装置や機械など最終製品を作っていらっしゃるメーカーの方が活用しやすいものかと思います。

MFTとは、Market(市場)、Function(機能)、Technology(技術)の略です。PRしたいと考えている技術をどの市場へ売り込もうかと考える時に、いきなりターゲットとなりそうな市場を考えようとするとどうしても視野が狭くなってしまいがちです。

そこで、技術と市場の間に「機能」を挟むことによって、技術を活用できる市場を幅広く検討できるようになります。このフレームワークを使うことでターゲットとする市場を幅広く効率的に見つけ出す事ができます。

 

例:発行ダイオード(LED)を売り込む市場を考える

最近話題の発行ダイオード(LED)を使って考えてみましょう。発光ダイオードがどのような用途で使われているかは、人によって答えはそれぞれかと思いますが、いきなり用途を考えてしまうと活用できる市場がなかなか広がりません。

そこで、まずLEDの機能を考えてみます。すると、長持ち、省エネ、高輝度、多色、防虫・防水、小型化が簡単など・・・たくさん挙げることができます。次に、それぞれの機能に対しどのような用途があり得るかを考えていきます。

そうすると、下記のような図になります。

MFT技術からいきなり用途を考えるよりも市場が広がったのではないでしょうか。このように、MFTフレームワークは会社が持っている技術からどのような市場を開拓できる可能性があるかを考える際に役に立つフレームワークです。

それでは、このフレームワークをどのようにWebマーケティング戦略に当てはめていくかを考えていきましょう。

 

MFTフレームワークをどう活用するか

MFTフレームワークの情報をまとめる中で、先ほどの図のようにたくさんのキーワードが抽出されます。このキーワードは「ターゲット顧客が検索する可能性が高いキーワード」と言えます。これらは検索エンジン対策キーワードとして活用すると共に、コンテンツ制作を行う際に役立つ情報となります。

どの市場(顧客ターゲット)に合わせてどのような機能(効果)を訴えれば良いかが情報整理されているので、訴求するポイントも明確になり、ユーザの心を掴みやすいWebサイト戦略設計が可能になります。多くの機能を有する製品であれば、伝えたい情報量が多くなります。しかし、ユーザ層によって訴求ポイントは異なってくるので、この情報の中から優先順位を付けて整理する必要があります。

その時に、このMFTフレームワークが役に立ちます。

 

目的によって重視するポイントを変えるのが大事

Webマーケティングを行う目的は各社それぞれだと思いますが、製造業の場合は「製品の販売」と「技術の用途開発」が大半を占めるかと思います。一概には言えませんが、製品の購入を目的にWebサイトを閲覧するユーザは右寄り(Market寄り)のキーワードで検索する場合が多く、技術の用途開発を目的にWebサイトを閲覧するユーザは左寄り(Technology寄り)のキーワードで検索する場合が多いように思います。

例えば、自宅の電球をLED(長持ちする照明)に変えたいと思っているユーザは「LED照明」とか「長持ち+市場(Market)」などで検索する可能性が高く、逆に、発行ダイオード技術を使って何か製品開発(用途開発)したいと考えているユーザは「発行ダイオード」とか「発行ダイオード+機能(Function)」で検索すると考えられます。

【ターゲット市場を「家庭用照明」に限定した場合】

MFT2

MFTフレームワークを使い市場(顧客ターゲット)を明確化することで、ターゲットがどのようなキーワードを使って検索しそうか想像できるかと思います。

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